日記の思い出(エッセイ)
大学生時代に付き合っていた彼女が日記を書いてい
た。彼女は日記を書くことが習慣化していて、それが
ストレス発散などにもつながっていたのだろう。
ある日、彼女の部屋で日記を発見した。中身を、パラ
パラ読んでみると、マンガが書かれていたり、付き合
う前の彼女が、恋したりなどの話が書かれていて、面
白かった。彼女に日記を読んだことを話し、純粋に読
み物として面白い伝えると、「えっー力が抜ける」っ
て言って「あれを読んだのー」と笑って非難された。
凄く幸せな良い時間。
彼女と別れてから、私も手帳に簡単に日記を書くよう
になった。本音でいろいろなことを書いた。それで、
負の感情は日記で処理し、超プラス思考で毎日を過ご
せるようになった。けれど、結婚すると日記は書けな
くなった。なぜなら、万が一、妻に読まれると大変な
ことになるから。極端に言うと殺される。
匿名性の高いブログでも本音で書けないことが多々あ
るのを考えると、やはり日記に本音をバンバン書ける
自由が欲しい。(祝ブログ200回目記事)